分解掃除[クオーツ式腕時計]

分解掃除(クオーツ式時計)

 分解掃除[クオーツ式腕時計]
(オーバーホール)

針を使うアナログタイプのクオーツ式腕時計にも分解掃除(オーバーホール)が必要です!ご存じでしたか?

 

時計を長くお使いになっていると、駆動部の摩耗や潤滑油の減少、劣化などが起こり、止まりの原因となります。汗や汚れ、水分の付着によってパッキンやバンド、ばね棒も劣化してきます。

竜頭やボタンなどに汚れやホコリがたまると、動かなくなったりサビの発生につながります。

分解掃除(オーバーホール)とはこれらの問題を解決するために部品を分解・洗浄し、必要な部分には油を注入し、再度組み立てなおす作業のことで、おおよそ3~5年に1回、必要となります。分解掃除することで時計の寿命が飛躍的に伸びます。

またこれは機械式時計に限った話ではなく、電気で動くクオーツ式時計でも針や歯車を使用するアナログタイプの時計にはオーバーホールが必要になります。(電子回路で動くデジタルタイプのクオーツ式時計は分解掃除不要です。)

末永くご愛用頂くためにも電池交換時にオーバーホール(分解掃除)も定期的に行うことをオススメいたします。

株式会社オダカ

◎クオーツ式腕時計

  分解掃除(オーバーホール)工程 

 

外観やリューズの動作などをチェック
部品の洗浄が済んだら組み立て。リューズ周辺の組み立てと注油を行います。
分解を始めます
分解を始めます。時計本体からベルトを取り外します。金属バンドの場合は超音波洗浄器でクリーニングします。
裏ブタを外します
裏ブタを外します。裏ブタとムーブメントの間に磁気を防ぐ耐磁板が装備されています。
電池を取り外して電圧を測定します
電池を取り外して電圧を測定します。
リューズと中枠をはずす
リューズと中枠をはずして、時計ケースからムーブメントを取り外せる状態にします。
ムーブメントを取り外します
時計ケースからムーブメントを取り外します。ケースは洗浄を行い、必要に応じて研磨して傷を取り除きます。
針を取り外します
専用の工具で針を取り外します。文字盤や針に傷をつけないよう細心の注意が必要です。
針が抜けたら文字盤を外します
針が抜けたら文字盤を外します。文字盤とムーブメントは金属のピンで固定されていますのでロックを解除します。
カレンダー板とカレンダーを動作させる為の機構が現れます
文字盤を外すとカレンダー板とカレンダーを動作させる為の機構が現れます。
カレンダー機構を分解しました
カレンダー機構を分解しました。
輪列側も分解します
輪列側も分解します。コイルの抵抗値を検査してからコイルブロックをはずします。回路と一体式です。
輪列部分を分解します
輪列部分を分解します。輪列受けをはずしステップローターと各歯車、ストップレバーを外します。
リューズ、マキシン周辺を分解します
リューズ、マキシン周辺を分解します。
各部品を自動洗浄器にかけます
各部品を自動洗浄器にかけます。
  組立工程 

 

リューズ周辺の組み立てと注油を行います
部品の洗浄が済んだら組み立て。リューズ周辺の組み立てと注油を行います。
輪列を組み立てます
輪列を組み立てます。ステップローター、2番車、3番車、中間車を輪列受けで固定し、穴石にオイルを注入します。
電子回路の組み立て
電子回路の組み立て。回路基盤やコイルを所定の位置に取り付けます。コイルの抵抗値等を測定します。
摩擦車にも注油します
摩擦車にも注油。組み立てた後から注油できない部品には予めオイルを注してから組み付けます。
カレンダー側の組み立て
カレンダー側の組み立て。 ムーブメントの文字盤側、カレンダー機構の組み立てです。
組みあがったカレンダー機構にも注油します
組みあがったカレンダー機構にも注油。機構の動きが悪いと時計の遅れや止まり、消費電流増加の原因となります。
文字板を取り付けて時針を乗せていきます
文字盤を取り付けて時針を乗せていきます。 日付変更のタイミングと同調するように位置決めします。
分針と秒針を取り付けます
時針と分針が12時位置で会うように、秒針はインデックスと重なるように、分針と秒針を取り付けます。
時計ケースにムーブメントを収めて、中枠、リューズを取り付け、防水パッキンに注油しフタを閉めます
時計ケースにムーブメントを収めて、中枠、リューズを取り付け、防水パッキンに注油しフタを閉めます。
測定器で時間精度を測り、防水テスト、ランニングテスト等の検査を経て完了です
測定器で時間精度(1日の誤差)を測り、防水テスト、ランニングテスト等の検査を経て完了です。

 


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